ボイラールームの倉庫

恐らくラブライブ!関連のブログ

たどり着くその場所


 

そして私たちは、ついにたどり着く

その場所に


 
アニメ2期12話内の「前回のラブライブ!サンシャイン!!」にて、閉校祭を終えた千歌が口にした言葉であり、
以前、3rdライブへ向けたカウントダウン企画#もっと大きく夢を叫ぼうかに投稿した記事「青空でつながる想い」にて、私が最後に用いた言葉です。

 

k-amora.hatenablog.com

 

前述の記事を書いていた当時、様々な経験や心情の変化を経てついに開催される3rdライブに向け、何か最後の一言を選ぶとすれば、これしかないと思い選んだものでした。
が、その選択に一片の迷いも存在しなかったかというと、残念ながらそうではありません。
 

 


Aqours 3rd LoveLive! WONDERFUL STORIES
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ライブの開催前から、3rdライブがアニメ2期に寄せた内容になることは誰もが知るところであり、

実際、使用された楽曲はほとんどがアニメ2期以降のもの。

幕間には、アニメ2期のシーンが主として使われました。
 
主題歌や挿入歌、劇伴のひとつひとつがラブライブ!サンシャイン!!の世界を思い起こさせ、

コンテンツのファンとしてはこれ以上なんてないと思わせる最高の公演です。
 

 


では、私が抱いた一片の迷いとは何だったのか。
改めて問いかけるまでもありません。
 
"その場所" です。

Aqoursがそれぞれの想いを持って、ついにたどり着いた場所


ずっとずっと目指し続けてきた場所


それはどこだったでしょうか。

"アキバドーム" です。


では、私たちがたどり着いた場所は、
本当にアキバドームだったのでしょうか?
 


胸に手を当て、YESと笑うことが、
私にはできません。
 
アキバドーム
全国でも有数の規模を誇る会場
 
その条件に、矛盾はありません。
現に、あのメットライフドームという会場をアキバドームたらしめるだけの公演構成、

空気感と熱量が、あの公演にはありました。
 
 
 

 

 

 


そうじゃないんです

 


キャパとか


立地とか


野外とか


矛盾とか


空気感だとか熱量だとか

そんなことはどうだってよかったんです


私はただ、私たちの世界で、
東京ドームに立つAqoursが見たかった。
 

 


前回の記事で、私はこんなことを書きました。

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初めてこのシーンを目にしたとき、
この会場がアキバドームであることを直感した人は少なくないでしょう。
 
私はこのシーンが、
今もなおアキバドームでLoveLive!が開催されているという事実が、
どうしようもなく嬉しかったんです。
 
μ'sやA-RISEをはじめとする当時のスクールアイドルたちが、
スクールアイドルの、LoveLive!の良さを広めることで開催へとこぎつけた、
そんなドーム大会が、当時のスクールアイドルが全員卒業しているであろう今もなお開催されていることが、
彼女たちの意思が、今もなお、その場所に生き続けていることを目にできたのが、
ただただ嬉しかったんです。
 
ラブライブ!の世界で
μ'sがアキバドームに立って
僕たちはひとつの光」を歌ったように
私たちの世界では
μ'sが東京ドームに立って
僕たちはひとつの光」を歌いました。
 
そして、ラブライブ!サンシャイン!!の世界で
Aqoursがアキバドームに立って
青空Jumping Heart」を
WATER BLUE NEW WORLD」を披露したんですよ?

聴きたいじゃん!

μ'sたちが切り開いて、
Aqoursが途方もない努力をして、
ついにたどり着いたその場所で、
アキバドームで、
東京ドームで、
青空Jumping Heart
WATER BLUE NEW WORLD
 
見たいに決まってんじゃん!
 
 
 
と、そんな難癖じみたちょっと長めの前書きでした。
 


はじめましての方は、はじめまして。
アもラと申します。
なんのことやらな前書きに付き合わせてしまいすいません。ありがとうございます。
 


二度目ましての方は、きっと物好きなんでしょうね笑
いえ、照れ隠しです。ありがとうございます。
 


さて、もう目前にまで迫っている東京ドーム公演


待ちに待った方もいれば、あっという間っだったという方もいるでしょう。
いろいろな人がそれぞれのラブライブ!を持って数日後、その場所にたどり着くのだと思うと胸が熱くなりますね。
 
そんな中で今回は、
 
青空Jumping Heartの話をしたいと思います。
 
え? あ、はい。
 
今回 ″も″ 青空Jumping Heartの話をします。
 
またかよ……。と思ったそこのあなた、
 

 


またです。諦めてください(ーдー)
 

 

 


さて、Aqoursのライブでは1stシングルを差し置いて最も多く披露されているこの青空Jumping Heartですが、

3rdライブではWATER BLUE NEW WORLDから所謂【12.5話】を経て

LoveLive!に優勝した際のアンコール曲として披露されました。


 
では、彼女たちがアンコールで歌ったこの楽曲、


どうして青空なのでしょうか?


 
彼女たちはAqours(アクア)、端的に言えばです。

1期3話『ファーストライブ』にてグループ名を決めたときにも言われていました。


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「もしかして、あくあ?」

「水ってこと?」

「水かぁ。……なんか、良くない? グループ名に」


決勝の舞台に使用した楽曲も「″WATERBLUE NEW WORLDが含まれていますし、

彼女たちの住む町もに広く面しています。


それがどうして、LoveLive!優勝者の副賞ともいえるアンコールのタイミングまできて、の歌なのか。
 
東京ドーム公演を目前とした今、
少しずつ紐解いていきたいと思います。
 


※本記事は前記事「青空でつながる想い」の内容を一部引き継ぐ形となる可能性があります。未読の方は、よろしければ「青空でつながる想い」を先にお読みください。

※また、前述のようなことを書いた割には、今回、別視点からの考察となっています。前記事との矛盾が発生する可能性もありますが、その際はどうぞ、存分にスルースキルを発動いただければ幸いです。
 
 
 
さて、まずはこの青空Jumping Heartという曲名ですが、
Aqoursの主な作詞担当は高海千歌です。
曲名に関しては、作曲者ないし編曲者がつける場合もありますが、
Aqoursの場合、基本的には千歌の書いた詩に梨子が曲をつけるという手順が主となるため、
曲名も千歌がつけているものと考えます。
 
ということで、視点を千歌に絞ってみましょう。
 
彼女、高海千歌にとってのアンコール曲って何でしょうか。


LoveLive!という大会においてのアンコール曲とは、
先にも書きましたが優勝者に贈られる副賞のようなもの、
逆に言えば、優勝しなければ歌うことのできないもの、です。

 

これを千歌の言葉で言い換えるとすれば、
0のままでは決して歌うことのできないもの、となります。
 


ラブライブ!サンシャイン!!において幾度となく出てくる、この0という数字、
その根源は、決勝に挑む直前まで千歌が持ち続けていた、一枚の紙きれにありました。


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それは、彼女たちが初めて招待されたイベントで、

彼女たちに投票した人、彼女たちを応援してくれた人が0であることを突き付けたものです。
 
とはいっても、決勝大会に進出した時点で、
彼女たちは既に0ではありません。

 

投票の形式から、生徒数の多い学校が有利とされる地区予選へと挑む際、聖良も言っていました。

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「圧倒的なパフォーマンスを見せつけて、生徒数のハンデを逆転するしかない」


そして、Aqoursは見事にその条件を満たし、
トップで地区予選を通過したのです
 
途方もない努力を重ね、

廃校こそ阻止できなかったものの、

98人もの入学希望者を募らせたAqour


今の彼女たちを応援する人は、既に0ではないんですよね
 
にもかかわらず、千歌は決勝を目前とし、
に、梨子に、
そして、他でもない自分自身に、
「全力で勝ちたい」という意思をぶつける場面で、この紙を取り出しました。

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そしてその際、こんなことを口にしています。

「0を1にして、一歩一歩進んできて。

 そのままでいいんだよね。

 ふつうで、かいじゅうで、

 今があるんだよね」

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「私も全力で勝ちたい。

 勝って、輝きを見つけてみせる!」

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「ありがとう、ばいばい」


そう、千歌がこの紙を持ち続けていたのは、
はじめて0を突き付けられた時のことを、
全力で夢中になれたことで、きっと初めて悔しいと思えた、
あの時のことを大切にしているからでした。
 
 
 
そういえば、この紙を貰ったのも
ここ東京で行われたイベントに参加した際の出来事でしたね。


では、初めての参加となった東京のイベントで披露し、0という投票結果を突きつけられた楽曲は何だったでしょうか
 
忘れられるはずもありません。


当時6人だった彼女たちAqoursの人気を押し上げ、
その東京のイベントに招待されるきっかけとなった曲、
当時の彼女たちからすれば、自分たちの住む町の良さを伝えるために作った曲、


夢で夜空を照らしたいです。

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そう、この曲もまた、タイトルにが出てきますね
 
もちろん、これは偶然ではありません。
 
なぜなら、LoveLive!に優勝し、

アンコールで歌った「青空Jumping Heart」こそ、
この「夢で夜空を照らしたい」のリベンジを果たすべくして作られた楽曲だからです。
 

 


話が少し飛躍しすぎましたね。
それでは、両曲の共通点から挙げてみましょう。
 

まず曲についてですが、残念ながら、私には人並み以上の音楽的知識が備わっていません。
ですが、そんな私でもわかる両曲の共通点として、どちらもハ長調であることが上げられます。

 

 ハ長調 - Wikipedia


簡単に言うと、固定ののない曲、ピアノであれば黒い鍵盤を使わず白い鍵盤のみで弾くことのできる曲です。
 
そして、劇中でAqoursが披露する楽曲でハ長調のものは、

夢で夜空を照らしたい」と「青空Jumping Heart」だけとなっています。
 
千歌から青空Jumping Heartの歌詞を受け取った梨子は、

その内容やタイトルから夢で夜空を照らしたいを思い浮かべたことでしょう。

そして、この曲を決勝ではなく、アンコールに使用する理由も、きっと察していたはずです。
 
 
 
さて、もう一押しします。
 
両曲の衣装を見てみましょう。
ヨウチカガオナジイロ(早口)
 
一番の特徴としては、やはり千歌が同じ色の衣装であるという点があげられます。


決勝の舞台で披露したWATER BLUE NEW WORLDもまた「夢で夜空を照らしたいと同様、大きく3色に分かれる衣装でした。


しかし、この時のは、千歌と同じモチーフの衣装を着ていません。

学年に1色ずつ、バランスのよい選定をしています。


そして、優勝することでようやく立つことのできるアンコールという舞台で、

あの0という結果を突き付けられた時と同じ、

千歌と同じ色の衣装を着ることを選びました。


 
 
さて、以上の点から見ても、青空Jumping Heart夢で夜空を照らしたい

深い関係性を持っていると言えるでしょう。
 
では、この青空Jumping Heartという楽曲、

なぜ決勝曲ではなかったのでしょうか?


わざわざ0という厳しい現実を突き付けられた夢で夜空を照らしたいを意識して作られた楽曲です。


あの時と同じ東京で、しかもLoveLive!決勝というこれ以上ない舞台で披露して優勝することができたのなら、

それはこれ以上ないリベンジとなっていたでしょう

 

それがどうして、アンコールなのか。


その理由は、決勝曲とアンコール曲の違いにあります。
 
先ほど、アンコール曲は優勝しなければ歌えないものだと書きましたね。
それに対して、決勝曲とは勝つために歌うもの、です。
 
決勝を目前とし、千歌はメンバーそれぞれに「勝ちたいか?」と問いかけ
そして、個々が違った想いを抱きながらも、そのすべてが勝ちたいという答えに収束していました。
 
当たり前です。
厳しい練習を重ね、多くの壁を乗り越え、ようやくたどり着いた場所です。
ここまで来られたんだから負けてもいい、なんて
そんな考えを誰か一人でも持つようなグループであったなら、
その舞台には立つことすら叶わなかったでしょう。
 
勝ちたい、
優勝したい、
そんな、明確な意思が込められた楽曲が、
決勝にて披露されたWATER BLUE NEW WORLDです。 f:id:komori_amora:20181114224054j:image


過去でもなく、未来でもない、
彼女たちが歌い踊っている今その瞬間を、
見ている人たちに訴えかける歌詞。
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思わず足を止め、心を奪われてしまうような、
人の心を惹きつける演出。

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パフォーマンスへの集中力を切らす間を与えない、
パートやフォーメーションの入れ替わり。

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瞳を通してひとりひとりに想いを届ける意識。

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そして、そんな自分たちを見てくれている人たちを何よりも意識した楽曲へと梨子が寄せた音楽は、
彼女自身が初めてスクールアイドルに惹かれた楽曲「ユメノトビラ」を礎としたようにも思えるものでした。

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勝つために歌う曲。というと聞こえが悪いようにも思えますが、
要約すれば、他のどのアイドルよりも観客を魅了するためのパフォーマンス。なのです。

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かつてLoveLive!に優勝し、ドーム大会の開催にも大きく貢献したアイドルのひとりが、こんな言葉を残しています。

「アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない、笑顔にさせる仕事なの」

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決勝の舞台で披露されたWATER BLUE NEW WORLDには、

そんな想いが「勝ちたい」という意思と共に、これでもかと込められていました。

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決勝の舞台へと臨むのに、これ以上の楽曲はありません。
 
そんな「WATER BLUE NEW WORLD」に対し、
アンコール曲である「青空Jumping Heart」は、
優勝したことで歌うことのできる、
勝ちに拘るという観点から解放された楽曲なのです。
 
勝ちに拘る必要がなくなれば、
おのずとその楽曲を披露するグループにとって一番やりたいこと、
"らしいもの" になるでしょう。
 
それがAqoursにとっての「青空Jumping Heart」でした。
 
もちろん、全スクールアイドルの頂点に立ったものとして歌う楽曲ですから、

勝ちに拘る必要がなくなったからと言って、気の抜けたものにはできません。


やり残したことなどないと、いつの日にかそう言うために、

彼女たちは最後の挑戦をします。
 
それこそが、「夢で夜空を照らしたい」のリベンジなのです。
 


夢で夜空を照らしたいといえば、

PVに映し出されるスカイランタンが夜空を照らしていくシーンが印象的ですね。

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私たちの世界でも、横浜アリーナで行われた1st.ライブ(ちょうどネット配信があったばかりですね)では、

多くの夢もとい光が、 夜空のように暗くて広い空間を温かく照らしていました。


ですが、千歌たちの世界では、当時のAqoursを応援してくれた人は0だったのです。

応援の意でもあるペンライトの光が客席に灯ることもなかったでしょう。

 

夢を持った彼女たちの輝きも、東京の強い光の下では霞んでしまい、

夢で夜空を照らしたい」は、その曲名の通り願望のままに終わりました。

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ですが、0という数字を突き付けられた際、
その結果に悔しさを感じながらも、

彼女たちが定めた目標は、
誰かに勝つことでも上の順位を求めることでもなく
0を1にすることでした。
 
また、1度目のLoveLive!地区予選に挑む前、

1期12話『はばたきのとき』にて、千歌はこんなことを言っています。

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「勝ちたいですか?」

「LoveLive!、勝ちたいですか?」

 

そして、1期6話『PVを作ろう』では

夢で夜空を照らしたいへと繋がる気付きを得た千歌がこんなことを言っています。

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「みんなの気持ちをカタチにするために」


そうです、
夢で夜空を照らしたい」のリベンジを果たす楽曲である以上、
青空Jumping Heart」は勝つことを目標とせずに、みんなの夢、想いで空を照らす必要があったのです。


だからこそ、優勝者として歌う、
勝ちに拘る必要のないアンコール曲として、
この楽曲を選定しました
 

 


今のAqousrは9人です。
もう3人でも、6人でもありません。
そして、この「青空Jumping Heart」を歌う時が来るということは、
LoveLive!に優勝しているということ、
全てのスクールアイドルの頂点に立っているということです。
 
あの時照らすことのできなかった夜空より遥かに大きな空間だとしても、
きっと青空に変えることができるでしょう。
 
少なくとも、
千歌はそう信じて歌詞を書きました。

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やっと見つけた、

全力で夢中になれること。

夢と憧れを追って、

だからこそ手にすることのできた0という数字。

そして悔しさ。

あの時があるから、今がある。

そんな今だからこそ歌える、あの時と同じ、勝ちに拘らない歌。

ひとつとなった大きな夢の輝きで、

夜空を照らし、青空へと染め上げる歌。
 
 
 
そんな歌詞に、
梨子は曲を寄せます。

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自らを何も持たない普通怪獣だという千歌に誘われ、

踏み出した全く知らない世界への一歩。

立ち止まって、

遠回りをして、

悔しさを味わって。

だけど、そのすべてに意味があったのだと。

逃げ道のはずだった、

回り道のはずだったその道こそが、

自分の真に歩むべき道だったのだと。

そう証明して見せた、今の喜びを寄せた曲。
 
 
 
そして、はありったけの想いを衣装へと込めました。
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ずっと一緒に何かしたくて、

憧れてき人のホンキが見たくて。

同じ色の衣装で挑んだ舞台で

バカにしないでと、遊びじゃないんだとまで言われて、

自分の中の憧れをすり減らしてまで口にした「悔しくないの?」

口にせずにはいられないほど、悔しかった自分。

あの時の悔しさも、

今がある喜びも、

ずっと秘めてきた想いも、

ぜんぶぜんぶ詰め込んだ

大好きな、フリフリの衣装。

憧れの人と、同じ色の衣装。
 
 

 

 

「優勝したんだ!」

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そう声に出すことで、改めて実感することのできる喜び。

その喜びを胸にアンコールの舞台へと飛び出す彼女たちを、会場いっぱいの歓声とスパンコールが祝福します。

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見たことない夢の軌道 追いかけて

そんな歌詞と共に描く夢の軌道を、彼女たちは一番高いところで掴み取り、その腕を交わして喜びを分かち合いました。
 
そして、曲を終えてなお降り注ぐスパンコールを浴びながら、
画面に映し出されたWINNER Aqoursの文字を見上げて抱き合うメンバー

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その背後には、彼女たちが照らしてみせた青空が広がっています。

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もう、ただの願望ではありません。
 
夢で夜空を照らすことは、青空へと変えることはできるのだと、
彼女たちAqoursは、最後の最後にそれを証明して見せました。
 

 


さて、そんな想いも詰まったアキバドーム、

東京ドームでの公演が、もうそこまで迫っています。
 
東京で行われる単独のライブイベントは、
」のリリース記念ミニライブ以来となりました。


アニメの世界とは異なり、多くのファンを迎え入れ成功を収めた同イベントも、
Step! ZERO to ONE!! をテーマとした1st.ライブ以前のものであることを考えれば、
0と言って差し支えないでしょう。
 
0だったその時以来の、東京でのライブです。
それも、アキバドームです。東京ドームです。
 
1st.ライブ以降、その成長をこの目で見てきた身とはいえ、
千歌たちの歩みと重ねずにはいられません。
 


本記事内でのご挨拶の後に、
この東京ドーム公演、待ちに待った方もいれば、あっという間だった方もいるでしょうと書きましたね。
 

 


私は死ぬほど待ちわびてきました。
 
4th.ライブが発表されたとき?

アニメで千歌たちがアキバドームに立ったとき?

1st.ライブを見たとき?

アニメで「青空Jumping Heart」を見たとき?
 
もういつからかなんて覚えていません。
 
多く見積もっても2年強
文字で見たって、口に出したって、短く思えるかもしれない。
 
 

 

 


 
そんなわけないだろ!
 
 
 
私が彼女たちの1st.ライブを見て、
Aqoursを本格的に応援し始めてから2年弱です。

この記事を読んでいるあなたが応援してきた期間は、それより長いかもしれないし、短いかもしれない。
 
だけど、あなたがAqoursを全力で追いかけてきたこれまでのことを、ひとつひとつ振り返ってみてください
 
文字で見るほど、声に出すほど短いですか?
 

Aqoursのことを考えて、

見守って、

追いかけて、

一緒に歩んできた時間。


それを過ぎた時間だからって、

あっという間だったと言えますか?
 
少なくとも、私は、

私にとっては

本当に長く濃密な時間でした。
 


歌を磨き、


踊りを磨き、


役と向き合い、


心を通わせて、


常に新たな挑戦をしてきた、


見たことのない景色を魅せてくれた。


そんなAqoursと過ごてきた時間を、
公演までまだ時間はあります、
少しでも思い返してみてください。
 
 
 
そしてついに、

 

 

ついに、

 

 

ついに!!!


千歌たちが立った
Aqoursが途方もない努力でたどり着いた
東京ドームです!
 


5万を越える人が、みんな、それぞれのラブライブ!を抱いてその場所に集まります。
 
そんな景色を前にして、
彼女たちが何を思い、
何を感じ、
どんなパフォーマンスをしてくれるのか、
楽しみで仕方がありません。
 
冒頭で青空Jumping HeartそしてWATER BLUE NEW WORLDが見たいに決まってる。と書きましたが、
そもそも聴きたくない曲なんてないんだから、
どの曲だって一番聴きたいんです。

 

当日披露されるのは、

彼女たちがラブライブ!サンシャイン!!を、

Aqoursを、

私たちを想って選んでくれた楽曲たちです。

 

もうそれ以上なんて何もないでしょう。


 
なにより今はただ、
東京ドームに立つAqoursの姿が早く見たい。それだけです。
 


もう本当に、本当に十分すぎるくらい待ちました
これ以上なんて待てません。
 

そんな想いを

ドーム公演を目前とした今

改めてこの言葉に込めて

本記事を締めたいと思います。


 

 

と、その前に

気持ちは先走るものですが

絶対に忘れてはいけないものをひとつ。

 

愛と思いやり

 

これだけは忘れないように

 

他人に対してだけじゃありませんよ?

 

ラブライブ!サンシャイン!!のことが

Aqoursのことが

そして沼津のことが大好きな

自分自身への愛と思いやりも決してお忘れなきよう
 
 

 

 

 

 

 

そして私たちは、ついにたどり着く

その場所に

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